リーゼです。
グーグルが公開している検索アルゴリズムには大きく以下二つのアップデートがあります。
・コンテンツの「質」を強化するパンダアップデート
・リンクの「質」を強化するペンギンアップデート
自身のサイトを検索表示の上位に表示することを考えるのであれば、
この二つのアップデートについて正しく理解をして、その対策を施す必要があります。
今回は、パンダアップデートとペンギンアップデートの概要を取り上げ、
SEO観点でペナルティを受けるサイトを明らかにしていきたいと思います。
まずは、SEO対策の一つとして、
「ペナルティを受けないサイト作り」を考えていただければと思います。
コンテンツの「質」を判断するパンダアップデート
パンダアップデートでは、以下のようなサイトを低品質なサイトと評価すると言われています。
・ツールなどを使って機械的に自動生成したコンテンツを取り扱うサイト
・内容の乏しいコンテンツが多いサイト
・コピーコンテンツが多いサイト
さらに、そのサイトを訪れるユーザの「滞在時間」や「巡回率」も加味しています。
ユーザの滞在時間が短いサイト=ユーザが求める情報がないサイト=内容が乏しいサイト
ユーザの巡回率が低いサイト=他のコンテンツに興味が持てないサイト=内容が乏しいサイト
いずれも、内容が乏しいサイトということになります。
グーグルアナリティクスを使用すれば、
ユーザの「滞在時間」や「巡回率」は分かりますので
自身のサイトがユーザにとって充実した内容であるかは、
その数値を見れば明らかになると思います。
リンクの「質」を判断するペンギンアップデート
不正なリンクが多いサイトを低品質なサイトと判断するのがペンギンアップデートで
こちらもパンダと似ていますが、具体的には以下のようなサイトが該当します。
・内容が乏しいサイトからのリンクを自動ツールなどによって集めているサイト
・不自然なリンクを掲載するサイト情報をウェブサーチコンソールに送っているサイト
・明らかに業者からリンクを購入して、そのリンクばかりを大量に集めているサイト
自作自演行為による多数のリンクも「質」の判断材料になりますが、
全てのケースでそれが悪い評価につながるものではないと思います。
たとえ自作自演行為であろうとも、
そのリンクがユーザ目線でニーズに適ったものであるならば問題はないということです。
「内容が乏しいサイトからのリンク」が多い傾向にある事から
自作自演によるリンクというのはあまり良い印象を持たれないのかもしれません。
楽して検索上位を狙うと痛い目に
二つの検索アルゴリズムでペナルティを受けるサイトを挙げてみましたが、
いずれも努力を避けて、楽して検索上位を狙うものになっていると思います。
ただ、その行為には「ユーザ目線の情報提供」が欠けているため
やはりグーグルはそういうサイトは上位に表示させたくないのです。
勿論、ユーザに価値ある情報を上手く提供する事は難しいかもしれませんが、
ツールやお金に頼り、ユーザに価値のない情報で上位を狙う行為をグーグルは許さないのです。
そんな情報を検索上位に表示させでもしたら、
グーグルに対するユーザからの信用は失墜してしまうからです。
信用を失わないため、さらに信頼を深めるために、
ユーザにとって最も価値が高い情報を検索結果の上位にかつ正確に表示する
そういうアルゴリズムをグーグルは目指しているのです。
その方針に反するようなサイト作りはSEO的にはマイナスにしかなく、
それが今回取り上げた低品質と判断するサイトになります。
まずは、グーグルからのペナルティを受けないように
・ツールなどを使って機械的に自動生成したコンテンツを取り扱うサイト
・内容の乏しいコンテンツが多いサイト
・コピーコンテンツが多いサイト
・内容が乏しいサイトからのリンクを自動ツールなどによって集めているサイト
・不自然なリンクを掲載するサイト情報をウェブサーチコンソールに送っているサイト
・明らかに業者からリンクを購入して、そのリンクばかりを大量に集めているサイト
こういったサイト作りを避けるようにしたほうがいいと思います。
是非、参考にしてみて下さい。
それでは、また次回。
リーゼ