リーゼです。
クリック型報酬のアフィリエイトというのは、文字通りの意味で
あなたが掲載する広告がインターネット利用者にクリックされることで
報酬が得られるビジネスです。
そのビジネスで多くのアフィリエイターに利用されている代表的なものが
Google Adsense(グーグルアドセンス)と呼ばれる広告配信サービスです。
Googleが提供しているサービスで、Googleが発行する広告をブログに載せて、
それがクリックされることによりGoogleから報酬が支払われるという仕組みです。
クリック単価の報酬が非常に高いのですが、利用するにあたっては審査があり、
その利用規約も、他のサービスと比べると厳しいという特徴があります。
(あくまで相対的に見て、ですが。)
アダルト情報を取り扱うメディアに広告を載せることは禁止しており、
価値のないコンテンツと判断したメディアには広告配信の停止処分を下すこともあります。
それでも、他の広告配信サービスとは明らかに違うレベルの報酬単価ですので、
利用規約に反しないようにそれで稼ぐアフィリエイターも少なからずいるかと思います。
そのほかには、忍者AdmaxやNend、i-mobileといった広告配信サービスもあります。
Googleに比べるとクリック報酬の単価は下がりますが、
規約は緩いので利用しやすいです。
広告配信サービスを利用するメディアの準備
さて、クリック報酬型のアフィリエイトはこういう広告配信サービスを利用して
たくさんのクリックを狙っていくビジネスになるわけですが、
そのクリック数を稼いでいく媒体(メディア)が必要になります。
基本的に、クリック報酬を稼いでいくためには、
広告をクリックしてくれる見込み客をメディアに呼び込む必要があります。
ただ、10人の見込み客があなたのメディアに訪れたとしても、
10人全員が広告をクリックしてくれるとは限りません。
むしろ、広告をクリックしない人のほうが割合には圧倒的に高いのです。
巷で言われているクリック率の数字を挙げれば、0.2~1%と言われています。
実際に私もクリック型報酬のアフィリエイトの経験で
自分のメディアのクリック率を確認しましたが、上で上げた数字の範囲でした。
確実にその数字の範囲内に収まるという保証はありませんが、
目安にはなるかと思います。
そして、クリック単価(1クリックあたりに発生する報酬額)は、
グーグルアドセンスで言えば数十円、その他サービスでも
数円から十数円程度にしかなりません。
つまり、クリック報酬型のアフィリエイトで稼ぐ場合は、
その報酬を得るための広告を載せるメディアに
大量の見込み客を呼び込む必要があるということです。
さて、そのメディアですが、代表的なものを幾つかここで取り上げたいと思います。
個人で情報発信できる媒体「ブログ」
まず、「ブログ」ですね。
これは説明不要かもしれませんが、
何かのテーマにした情報を記事に書き下ろして運営していくメディアになります。
そのテーマに興味を抱いて訪問する読者が見込み客になり、
その人たちからのクリックを期待することになります。
ブログのヘッダー(上部)、サイドバー(横)、フッター(下部)、
あるいは記事中に広告を載せ、見込み客のクリック数を稼いでいく事になります。
また、どの部分に広告を載せるとクリックされやすいのか、
という疑問があるかと思いますが、これには色々な意見があります。
「ここに載せるのが正解」という事をハッキリ言い切ることは難しいですが、
あえてブログで考えるのであれば、見込み客に記事を読み進めてもらうことを前提で、
人の視線の動きを意識すると、左から右へ、上から下へと移動していきますから、
右サイドバー、記事中、フッターに載せるのが効果的かもしれません。
ただこういう事以上に、
ブログ自体の質に拘っていかなければ、見込み客は増えていきませんから、
アクセスを集めやすそうなテーマで面白い記事、為になる記事などを書いていくことが、
クリック報酬型の「ブログ」運営には必要だと思います。
2chの情報をまとめる「まとめサイト」
さて、二つ目は「まとめサイト」です。
このメディアは、主に2ちゃんねる上に投稿される情報(レス)を
まとめたものを掲載するサイトになります。
ブログとの主な違いは、一から記事を書き下ろすことはせずに、
不特定多数のレスをまとめたものを記事にするところですね。
記事だと何だかしっくりこない感じもしますが、
あるテーマに関する第三者の意見をまとめたものと解釈すれば問題ないかと思います。
実際のまとめサイトを探す場合は、探したいテーマのキーワードに、
まとめ・速報というキーワードを加えて検索をかけるとすぐに見つかるかと思います。
あーこういうサイトね。と何度も目を通した事がある人もいるかもしれません。
まとめサイトでは、一から文章を考えて記事を書き下ろす作業はありませんが、
膨大な情報で溢れ変える2ちゃんねる上からアクセスが集められそうな面白い話題を探して、
そのレスをうまくまとめあげるという作業が必要になります。
それを繰り返してアクセスを集めることで、
そのまとめサイトに載せる広告のクリック数を伸ばして稼いでいく事になるわけです。
コンテンツリンクをまとめた「アンテナサイト」
最後は、「アンテナサイト」です。
これは、ブログやまとめサイトの情報を取り揃えたメディアになります。
なので、ブログのように記事を書き下ろすこともなければ、
まとめサイトのようにレスをまとめるような作業もありません。
RSSと呼ばれる技術(機能)を利用して、
いろんなブログやまとめサイトの情報を自動で取り込み、
その情報(正確にはその情報を掲載するページに飛ぶリンク)を載せるのが
アンテナサイトになります。
聞き慣れない人にとっては、RSSは難しい技術に思うかもしれませんが、
利用する分にはさほど難しくはありません。
ざっくり言うと、いろんなブログやまとめサイトで公開しているRSSフィード
(そのメディアの最新情報を取り込むコード)を取得し、
自分のメディアにそのコードを埋め込むことで、リアルタイムで新しい情報
(正確にはリンク)を自分のメディアに載せることができるという流れです。
このアンテナサイトは、ブログやまとめサイトの「ハブ」のような役割を果たしていて、
ある情報発信をしているブログAとまとめサイトBを繋げるような存在になります。
AからBへ、BからAへ、と。
見込み客にとっては、わざわざ検索せずとも
色々なメディアの情報を一目で知れるハブのような存在になるのです。
また、ブログやまとめサイトの運営者にとっては、
アンテナサイトからのアクセスが期待できますから、
クリック数を伸ばすために必要な見込み客の呼び込みにも利用できる存在なのです。
(当然、アンテナサイトにアクセスを飛ばすことにもなりますが。)
「アンテナサイト」と検索すれば、実際のアンテナサイトが確認できますので、
どういったものか一度覗いてみてもいいかもしれません。
・アンテナサイトは、ブログやまとめサイトの「ハブ」的存在
・RSSと呼ばれる機能で、自動的にいろんなブログやまとめサイトの情報を取り込む
これらの特徴を生かしてアクセスを集めて、
アンテナサイトに載せる広告のクリックを稼いでいくことになります。
アンテナサイトの概要は、これだけ押さえておけばいいかと思います。
以上、3つのメディアを紹介してきましたが、
長々と話をしてきたので簡単にまとめておきます。
個人で情報発信できる媒体「ブログ」
・見込み客が面白い、為になったと思うような記事を
一から書き下ろしてアクセスを集め、広告のクリックを期待する。
2chの情報をまとめる「まとめサイト」
・見込み客が食いつきそうな2ちゃんねる上の情報(レス)を利用して
記事を作成してアクセスを集め、広告のクリックを期待する。
コンテンツリンクをまとめた「アンテナサイト」
・ブログやまとめサイトの情報をRSSと呼ばれる機能を利用して自動的に取り込み、
その情報のリンクを沢山揃えてアクセスを集めて、広告のクリックを期待する。
総括
どれが一番稼ぎやすいのか、と一概に言うことはできませんが、
初心者にとって取り組みやすく、すぐに報酬が得られるものは、
個人的な見解で言えば「アンテナサイト」だと思います。
他力本願・・・、と言うとイメージを悪くしてしまうかもしれませんが、
自分で記事を書くよりも、既に存在するアクセスを集めやすい情報を利用できるのが、
初心者が取り組みやすい、稼ぎやすいもっともな理由になります。
いずれのメディアも取り組み方次第で結果が変わりますので、
敢えて簡単さや稼ぎやすさで決めるのではなく、
「自分にとってやりやすい」と思った方法を選択してもいいと私は思います。
そのほうがモチベーション的な意味で長続きしますからね。
とはいっても、稼げてこそモチベーションが上がるという意見もあるかと思いますので、
その点を考慮して、次回はアンテナサイトで稼ぐ戦略について話を進めていこうと思います。
そこで、あなたもアンテナサイトの運営を始められるようになると思いますので
クリック報酬を手にしたい方は是非こちらをご覧ください。
リーゼ